働くのが怖いのは病気なのでしょうか。
うつ病を乗り越えた友人は当時を振り返ると、「働きたいけれど働くのが怖い」といいます。
そもそも、うつ病というのは「完治」という概念がないので、うつ病を再発してはまた休養期間を設けることになりますが、友人もそのうちの1人。
うつ病を乗り越えたと思ったら、またうつ病で働くのが怖い。その繰り返しで友人は何とか人生を歩んでいますが、そんな友人に教えられた大切なことは以下の通り。
目次
働くのが怖いと感じたら病気だと受け入れる
うつ病が原因で働くのが怖いという病気は、ある日突然にやってきます。
軽いめまいや不眠から始まり、徐々に人間関係の付き合いが面倒くさくなります。今までは普通にできていたことができなくなり、マイナス思考がどこからともなく湧いてくる始末。
私の友人は人付き合いもよくて、面倒見のいい明るい人間でしたが、うつ病になってからは真逆の性格になりました。
もともと、そのような性格だったのかもしれませんが、働くのが怖い=怠けていると思われるのがイヤだったと友人は語っています。
だからこそ、受け入れるのに時間が掛かり、余計にうつ病を悪化させたのかはわかりませんが、やはり自分自身がしっかりと「うつ病」という病気を受け入れることは大切ですね。
無理に「うつ病」を乗り越えようとしない
うつ病のイメージは家にずっと引きこもりがちな感じですが、気分の波はバラバラです。
もちろん、人によっては波はあります。友人の場合、気分のいい時は普通に家まで会いに来てくれたこともありましたが、次の日には連絡が取れないというのはザラにあります。
友人は無理にうつ病を乗り越えようとしましたが、今となっては逆効果は当然のこと。早く仕事に復帰したいという焦りの気持ちが余計にうつ病を悪化させました。
うつ病は心の風邪ともいいますが、普通の風邪でも病気の時は安静にするのが1番です。
それでも繋がる人間関係が今現在の大切な人
うつ病の病気を療養する期間は本当に人それぞれ。
私の友人はうつ病を患って約3年になりますが、まだまだ完治には至りません。相変わらずに働くのが怖いと感じるようですが、何とかメールやLINEは既読することができました。
うつ病を乗り越えたと思ったら、また再発してはその繰り返し。
焦る友人には「老後でもいいから、私の遊び相手としてとにかく生きてほしい」と定期的に連絡します。
調子のいい時は「ありがとう」という返信がきます。LINEなら既読だけでも生存が確認できますから一安心ですね。
友人曰く、うつ病になってもそれでも繋がる人間関係が、自分にとっての今現在の大切な人だと痛感したそうです。
これは何もうつ病に限らず、それ以外の人達にもいえることだと改めて私も感じました。
働くのが怖いのは病気?うつ病を乗り越えた友人に教えられた大切なこと3選のまとめ
うつ病を患った友人を見ていて感じることは、うつ病は誰もがなり得る病気ということ。
今でこそ、うつ病という病気は認知されつつありますが、まだまだ語弊があるのも現実。
働くのが怖いことの全てがうつ病とは言い切れませんが、そのような原因も少なからずあるというのは理解したい。
私自身も「うつ病かな?」という症状はありましたが病院に行ったことはありません。
いつ私も友人と同じようにうつ病になるかはわかりませんが、大切なことは「うつ病」になっても焦らないということです。
うつ病になるとそのような思考も持ちにくくなりますが、こうしてブログにすることで少しでもこのような思考を思い出せればいいですね。
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