まだまだ日本という国は、「就職こそが全てだ!」みたいな風潮があります。
就活が一種の恒例行事的な感じも否めませんが、その前にアルバイトをする人もたくさんいます。
その「アルバイトで学んだこと(接客など)は就活や就職面接に活かせる?」という考えがすでに間違いなのですが、そもそもなぜ就職しなければならないのでしょうか。
目次
アルバイトで学んだこと(接客など)は接客業でしか活かせない
当然ですが、アルバイトで学んだことの接客などは「接客業」でしか活かせません。
頭が切れる人ならば、その接客で学んだことを活かして別の事業を立ち上げることもできます。
普通の人はそこまで行動する能力がありませんので、まずは就活などを通じては他人の会社で学ぶことになります。
もちろん、一生の大半を他人の会社で終わる人がほとんどですが、これからの時代(2017年以降)はそういう考えだけでは厳しいでしょう。
就活や就職面接に活かせる?という思考停止状態から卒業する
今の時代は別に就活や就職面接だけが人生において全てではありません。
周りの大人たちがそういう生き方しかしてこなかったから、それが当たり前と思い込んでいるだけです。
冷静になって考えてみてほしいのですが、就職した人の中で心の底から幸せな人生を歩んでいる人は、果たしてどれくらいいるでしょうか。
周りの人たちが就活して就職しているからといって、それに流されて同じように就活をするのは少し違います。もちろん、本当にやりたい仕事のために就活をして、その会社に就職するのなら問題はありません。
それ以外の理由(何となく就職)とかならば、少し「就職とは?」について考えてほしいものです。
別にアルバイトでも今の時代は生きていける
同じようなスーツを着て就活をするロボット人間にならなくても、別に今の時代はアルバイトだけでも生きていけます。
周りの目を気にしたり、つまらないプライドを持たなければ、就職に拘らずに生きていけます。そもそも、就職に拘るのは、「経済的な安定」と「精神的な安定」がほとんど。
けれども、ここでまず間違っているのは就職しても、そういった「安定」は必ずしも解消されないということです。
もちろん、アルバイトでも解消されませんが、どちらにしても人生において「安定志向」ほどつまらないものはありません。
人間という生き物は安定を得た瞬間に成長しなくなる
面白いことに、あれだけ望んでいた「安定」を得た瞬間に、人間という生き物は成長しなくなり、人生がドンドンとつまらないものになっていきます。
人生を楽しく過ごすために就職という道を選んだ結果が、そんなつまらない人生ならば、一体何のために就活をして就職をしたのでしょうか。
これはある意味では極端な話ですが、そこまで間違っている話でもありません。
就活して就職するのが当たり前と思い込んでいる時点で、視野が狭くなっていることに気がつきたいもの。
大切なことは、就職して自分の人生をどんな風にしていきたいのかを考えることです。
とりあえずビールみたいに、とりあえず就職するのなら、まだアルバイトをしながら夢を追いかけるフリーターの方がまだいいですね。
アルバイトで学んだこと(接客など)は就活や就職面接に活かせる?という考えがすでに間違いのまとめ
勘違いしている人もいますが、アルバイトで学んだことはそのアルバイトでしか活かせません。
接客を通じて、コミュニケーションツールを学んだり、人間の心理を勉強できたと思うのは自由ですが、それで人生が変わるかどうかはまた別の話。
就活をし、就職面接をして就職できたとしても、人生はまだまだ続いていきます。まるで、就職が人生の最終ゴールと言わんばかりの人達も中にはいますが、就職なんてただの通過点に過ぎません。
何が人生の最終ゴールなのかは人それぞれですが、少なくとも最終ゴールは就職決定ではありません。
そう思いたくなる世の中の風潮もおかしいですが、これからの時代は個人でお金を稼ぐこともできますし、そういったフリーランスで生きていく人も年々増えています。
就職だけが全てではないということをまず知ってほしい。いつまでも同じような働き方ができるとは限りませんからね。
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