2017年2月24日の金曜日から始まったプレミアムフライデー。
プレミアムフライデーとは、月末の金曜日は午後3時に仕事を終えて、それからは消費に使う時間にしましょうとのこと。
そのプレミアムフライデー効果で日本の経済も潤えばいいというものですが、2008年に実施された「いきいきサタデー」と同じように死語になるのは否めません。
目次
いきいきサタデーもプレミアムフライデーも同じようなもの?
いきいきサタデーとは簡単にいいますと完全週休二日制ということ。
今でこそ土曜日は休日という企業は多いですが、当時は第1と第3土曜日は休日ではありませんでした。
ゆとり教育といわれたのもこの頃からですが、今思えばこの「いきいきサタデー」はそこまで日本の経済に影響は及ぼしていません。
いきいきサタデー自体の取り組みは、私個人としては賛成でしたが、今現在では土曜日が休みというのは当たり前のことで、このいきいきサタデーという名前を覚えている人はそんなにいないことでしょう。
プレミアムフライデーがどこまで浸透するかはわかりませんが、いきいきサタデーと同じように当たり前な感じになるのかは見ものですね。
変化を嫌う人間は今に始まったことではない
「プレミアムフライデー」や「いきいきサタデー」などの、国全体の変化が及ぼすイベントは賛否両論が多いもの。
とにかく変化を嫌う人間が多いですから仕方のないことですが、このプレミアムフライデーも同じように変化を嫌う人間が否定しているのも事実。
「月末の会社は忙しい!」「午後3時に終わることはできない!」などと、散々長時間労働やサービス残業を非難している人に限って、このようなセリフを吐いている始末。
ああいえばこういう性格も今に始まったことではありませんが、そもそも社会問題となっているブラック企業撲滅のためのプレミアムフライデーではありません。
少しでも消費に使う時間を確保するために、日本国の経済のための施策。
ここを勘違いしていると、プレミアムフライデーも数年後には死語になってしまいます。
プレミアムフライデーを実施している企業は全体の0.1%
まだまだお試し段階なので何とも言えませんが、初日でプレミアムフライデーを実施している企業は全体の0.1%とのこと。
この数字がいかに低くて、いかにプレミアムフライデーに興味のないことが伺えますが、今後はどのように浸透していくかは宣伝と周りの意識しだいでしょう。
プレミアムフライデーによって、日本の景気が良くなるとは思えませんが、少なくとも「休む」という概念は植えつけられるのではないでしょうか。
その効果で少しでも「うつ病」や「ブラック企業」がなくなればいいのですが、それはまた別の話になりそうです。
プレミアムフライデーも「いきいきサタデー」と同じように死語になる?のまとめ
私はこのプレミアムフライデーと聞いて、すぐさま「いきいきサタデー」を思い出しました。
内容は微妙に違えど、日本経済をよくしたい施策には違いありません。
プレミアムフライデーという言葉がいずれ浸透し、当たり前のように月末の金曜日の仕事が早く終われるような状況が、必ずしも日本経済に影響を与えるかはわかりません。
深夜の時間帯に働く人もいれば、午後3時から出社という人もいます。
日本全国の人達に見合う施策ではありませんし、そのような働き方にもプレミアムフライデーと似たような時間帯は設けてほしいもの。
とにかく私のようなフリーランスとして働いている人間にとっては、プレミアムフライデーはどうでもいい施策といっても過言ではありません。
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